リムリコール案件対象外!?
写真の車輪ですが、電動アシスト自転車の後輪になります。
お客様からの初めの修理依頼内容は、車輪のスポークが折れてしまったので直して欲しいとの事でした。
依頼を受け、お客様宅へ伺い車輪を外し作業を進めようとしたところリムのヒビ割れに気付き、発表されている内容を確認しました。
ヤマハ・ブリヂストン社製自転車のステンレス製リムで無償交換(リコール)が発表されているのですが、発表内容的にはリコール対象車種に含まれていない車種でした。
その車種はというと、ヤマハ製 PAS with
内容的には対象車種には含まれていませんし、製造年・号機番号でもありません
お客様が自転車を購入されたのが、2023年7月でしたので、発表内容には全く含まれていません
ですが、現状写真の様にヒビ割れている状態です。これは、対象車種を見直してもらわないといけないのでは・対象にしなければいけない状態ではないかと思い、お客様へ説明をして、自転車を購入した店舗へ相談をした方が良いですという事になりました。というのも、そうしてもらえれば、無償で交換をしてもらえる事でお客様へ経済的な負担をかけないで済むと思ったからです。
ですが、現実としては、販売店の対応は、「対象車種では無い」という事でメーカーへの相談もしてくれなかったらしく、再度有償でも良いので修理をして欲しいと依頼されました。(当店は、ヤマハと販売店契約をしていないので、有償で作業をさせていただきました。)
これは、ブリヂストン製の自転車では対象車種を追加している事例がある現状で、目の前のお客様だけではなく見えていないお客様の自転車を考えた時にはどうなのかと思いました。
完成の写真を撮り忘れてしまったのは、私のミスですが、自店で販売をしたお客様の自転車の際には同じような事をしてしまわない様に気を付けていきたいです。